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関西のお笑いの土台を作った男”花紀京さん”が肺炎で死去、吉本新喜劇を退団しなければ今のお笑いが変わっていたかもしれない。 [芸能]

どうもー、トックン花月です。

今回は、岡八朗さんと、

吉本新喜劇の全盛期を支え、

関西のお笑いの土台を作った

偉大な喜劇俳優

”花紀京さん”について

言わせてもらいます。





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http://ord.yahoo.co.jp/o/image/SIG=12228ofpe/EXP=1438984253;_ylc=X3IDMgRmc3QDMARpZHgDMQRvaWQDYnV6emQzMmZHUVBGWk82bVRNBHADNklxeDU3U0E1THFzBHBvcwM0BHNlYwNzaHcEc2xrA3Jy/**http://search.yoshimoto.co.jp/talent_prf/?id=704





すでにニュースなどでご存知かと思いますが、

8/5、午後7時44分、

大阪市内の病院で

肺炎のため亡くなっていたことが

6日分かりました。

享年78歳でした。





今の若い世代の方は

おそらく知らないと思いますが、

30代以上の方なら、

吉本新喜劇の花紀京さんを

見たことがあると思いますが、

いかがでしょうか?





当時(80年代)吉本新喜劇は

全国ネットではなかったので、

関西以外では馴染みが薄いかもしれませんが、

吉本新喜劇が東京進出する際に

”吉本新喜劇ギャグ100連発”という

ビデオレンタルを発売し

それを見て知っている方や、

最近ではやはりYOUTUBEなどで

知っている方も多いと思います。





今のお笑い界で活躍している方の元を辿っていけば、

花紀京さんや岡八朗さんを

通っているんではないかと考えられます。





もう少しわかりやすくいうと、

今の吉本新喜劇でいう、

スッチーさんや、小藪さん、

内場さん、辻本さん、

川畑さんなど看板役者さんの元祖に当たります。



そのひとつ前の世代に、

石田靖さん、吉田ヒロさんがいて、

その前には、関東進出する前の

東野さんや今田さんがいて、

(この頃、新喜劇の若返りを図り、

年配の喜劇役者さんが

退団してしまうという事件が起こる)

その前に、木村進さん、

間寛平さん、室谷信雄さんたちがいて、

その前に、花紀京さん、岡八朗さんがいたという

構図になります。





もちろん、ブツ切れではなく、

世代交代の際、

カブっている時代がありまして、

特に、木村進さん、間寛平さん、

室谷信雄さん、花紀京さん、岡八朗さん

たちが出演している時の吉本新喜劇は

最高に面白かったです。



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ダウンタウンの松本人志さんが、

放送室というラジオで

「土曜の昼に、吉本新喜劇を見て、

花紀京と岡八朗のダブル主演のときは、

凄く得した気分だった」

と絶賛するように、

関西ではそれだけの

影響力を持つ人たちであり、

そういう番組だったということです。





明石家さんまさんも

”花の駐在さん”という新喜劇のような

舞台形式の番組を長きに渡りやっており、

あのダウンタウンさんも、

東京進出する前後、

夕焼けの松ちゃん、浜ちゃんという

同じような舞台形式の

番組をやっていました。





関西では新喜劇のような舞台で腕を磨き、

そこを出発点として舞台、バラエティ番組、

などの方向性を見極めていたのかな?

と思ったりします。








そういう意味では、

花紀京さんや岡八朗さんは、

今のお笑いのような波に乗れなかった、

(乗りたくたかったかもしれない)

もしくは、舞台こそが本来の姿と

拘っていたのか、

もし方向性が関東にあったなら

(上岡龍太郎さんは、遅くにして関東進出した)

今のお笑いの形が

変わっていたかもしれませんね!





90年代に入り、吉本新喜劇が関東へ進出、

そのとき唯一メジャーな人になったのは

間寛平さんだけでしょうねぇ!





岡八朗さんが長年の沈黙を破り、

古畑任三郎に出演されたときは、

正直どういう風に見ていいかわからなかったですが、

花紀京さんは、ミヤコ蝶々さんの舞台へ出演されたり、

ドラマの脇役などで何回か拝見しましたが、

私世代の人間はやっぱり、

新喜劇の酔っ払い役、泥棒役の花紀京さんが

一番しっくりくるんですね!



ある人から逃げていて

その人が入った入口を追っての人へ

「どこでもよう見たってや!

でもここだけは絶対開けたらあかんでー!」

というボケ。




お酒をついでもらいながら、ぐっと飲み干し

「全然入ってへんがな、ついで!」

と延々繰り返すボケ


毎回わかっているんですがワラけてくる、

そんな歴史が今の吉本新喜劇にも

受け継がれているんでしょうね!





今日はそんな花紀京さんのご冥福を

祈りたいと思います。




天国で是非、岡八朗さんとコンビ再結成してくださいね!

それではまた次回、シーヤ!

前回の回答は るろうに剣心でした。


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